旧特産品販売所 活動報告:地域の「やってみたい」を形に
🌱このまちで、だれもが「やってみたい」を実現できる場所をつくりたい――。
そんな思いで始まった旧特産品販売所での活動は、少しずつ形になってきました。
旧特産品販売所は、道の駅リニューアルに伴い空き部屋となった施設です。場所は東小川団地にあり、町内でも高齢化率の高い地域です。そのため、日常生活の利便性や地域交流の機会をより充実させたいという声が、住民アンケートでも多く寄せられました。「歩いて行ける場所で買い物ができる場がほしい」という意見は、地域の暮らしをより便利にするヒントとなっています。

💬 住民の声から生まれた「あきマルシェ」
7月には住民意見交換会を開催し、地域の皆さんから率直な声をいただきました。
「もっと気軽に立ち寄れる場所がほしい」
「手づくりのものを紹介してみたい」
「自分の作品を展示するきっかけがあれば」
こうした声を受け、特産品や生活用品の販売やワークショップ形式の出店を取り入れた一日だけのマルシェ 🍂あきマルシェ(aki-maruche)を企画。10月19日には旧特産品販売所跡地で開催し、初めての取り組みにも関わらず、21組の出店者と多くの来場者で、笑顔あふれる時間を共有することができました。





地域の方からは、
「外に出るきっかけをもらえてよかった」
という声も届き、地域の方々の日常に小さな前向きな一歩を届けることができたことを実感しています。
旧特産品販売所は、地域の皆さんの「やってみたい」を形にする場として動き始めました。高齢化率の高い地域ならではの暮らしの課題に応え、地域のつながりや交流を生み出す取り組みとしても意義があります。今回のマルシェを通じて、地域のアイデアが育ち、未来につながる一歩を踏み出すことができました。
そして今、次の一歩へ。
11月16日には、旧特産品販売所の今後の運営に向けた説明会を開催し、新たに立ち上げる実行委員会のメンバー募集も行います。地域の皆さんと共に、少しずつ未来をつくっていくための取り組みです。
ここからまた、新しい挑戦が始まろうとしています。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。