2023、3月予算定例会(2月28日~3月20日)
📖3月予算議会を終えて
今回の定例会では、町内の全ての道路照明灯と公園園内灯がLEDへと交換されることが決定しました。さて、今定例会は2月21日(火)の全員協議会で議案内容が提出されました。その後、各自が内容を熟考をして本会議へと備えます。会期は2月28日~3月20日までの21日間です。主な審議内容は、令和5年度の当初予算をはじめとする21議案と諮問1件です。
📖一般質問の内容(抜粋)
今定例会における私の一般質問は「人口減少に負けないまちづくり」です。小川町は今、たくさんの方の尽力により「住みたい田舎ベストランキング」で、首都圏総合3位(若者単身世帯2位、シニア世帯3位、子育て世帯9位)にランクインするなど、移住面においても大きな注目を受けています。これは、私が議員就任前から全力で取り組んできたひとつです!
Q.今後、人口減少が加速した場合、どのようなことが想定されるか?
💡 総務省の調査で昨年の人口は1年間で約50万人5千人(鳥取県の総人口)が減少した、となっており2009年をピークに11年連続で減少しています。そして今後も人口の減少幅は増えていくと予測されています。
A.政策推進課長 [🏢行政面] 経済・産業活動等の縮小などによる税収減が進む、一方で社会福祉費の増額が進み、財政が一層厳しくなります。そのため、行政サービスの停滞、有料化や値上げなどにつながるような影響も考えられます。また、道路などのインフラ整備、老朽化する公共施設の対応も大きな問題になります。
[🍚飲食店、🏥医療機関等] 生活関連サービスは、一定の人数の上に成り立っています。サービス事業者の撤退があると、日常に必要なサービスの入手が困難になります。
[👪地 域] 隣組や自治会などが、役員のなり手不足等で存続できなくなる。また地域事業などの継続が難しくなり、地域のつながりが減少する。ひいては共助意識の減少につながり、災害時等の地域間の助け合いなどが難しくなります。
Q. 駅前通りもとても明るくなりました。今の流れを汲んで「チャレンジできる町」を作ることが必要!そのためにも「稼げる町づくり」は重要で、町への新しい人の流れを作る(外貨を稼ぐ)と同時に人の循環(資金の町外流出を防ぐ)この観点がこれまで以上に重要な要素となってくると捉えている。今空いている旧中央公民館の跡地に関しても、そのような活用方法を検討いただけないだろうか?
A.政策推進課長 旧中央公民館の跡地に関しては、今後、普通財産として管理をしていく予定です。まだ、具体的に活用方法は決まっていませんが、色々な意見を聞きながら考えていきたいと思います。
Q. しっかりとした体験型観光を作りこむことは、ゴミが落ちるだけの観光ではなく、多くのメリットがある。今後のインバウンド対策にも有効だと感じているが?
💡 体験型観光により考えられるメリット(スモールビジネスができる、ガイド費用の発生、来訪者数増加、他産業への波及効果、雇用機会増大、外部の人と接することによる住民意識の変化、体験に対して敬意、愛着が生れる)など多くの効果が見込めます。
A. 賑わい創出課長 和紙、地酒、小川町の自然は、インバウンド対策に非常に有益なものと捉えています。小川町のひとつの武器となりますので、今後も有効活用をしながら、地域内の活性化に努めてまいります。
📖新年度の新たな予算(抜粋)
令和5年度当初予算は96億9,000万円で前年度比3.3%UPです。
🚍 自動車運転免許等を返納した70歳以上の方にバス定期券購入の一部を補助(新規)令和5年4月1日以降に運転免許等を自主返納した70歳以上の方が、町内を運行している路線バスの定期券を購入後に、町に申請することで1/3を補助(5,000円を上限)
💡 道路照明灯、公園園内灯をLED化(新規)町の管理する道路照明(952基)、公園照明(62基)をLED灯具に一括交換。電気料金及びCO2排出料共に70%以上の削減につながると試算しています。更新費用は、工事実施後5~6年で回収できるとのことです。 一層、町が明るくなりますね!
👪 妊娠から子育てまで寄り添った応援支援(新規)出産・子育ての見通しを立てるための面談を行い、必要な支援につなげます。妊娠届出時と出産後の赤ちゃん訪問・産婦訪問時にアンケートを記入、面談を行った方に対して応援給付金(出産前5万円、出産後5万円)を支給します。
🏠 空き店舗等利活用サポート補助金(拡大)最大補助額を80万→100万円に拡大、また対象エリアを小川町南口駅前と東小川商業地区から居住誘導区域へと拡大、利用条件も緩和。
👪 子ども医療費(拡大)4月1日以降、こども医療費の助成を18歳年度末までに拡大します。すでに対象者には申請書が送付されています。
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