2022 6月定例会(6/21~7/1)
📖6月予算議会を終えて
新町長・新議員の誕生で、新体制の中、はじめての定例会がおこなわれました。
さて、今定例会は6月14日(火)の全員協議会で議案内容が提出されました。その後、各自内容を熟考をして本会議へ備えます。会期は6月21日~7月1日までの11日間です。主な審議内容は令和4年度の補正予算をはじめとする14議案です。
また子供議会の開催へ向けて議会としての準備や調整、七夕祭りの竹飾り等についても話し合われました。
📖一般質問の内容(抜粋)
私の一般質問はコロナ禍で休止している「パトリア浴槽・プール等の施設転換の方向性」について、この2年間どのように調査・研究が行われてきたのか、また「小川町復活」を公約にしている新町長のご意向も含めて確認をしました。
Q.新型コロナの脅威という誰もが初めての経験の中「新しい生活様式に則した経営や運営」を模索した2年間。これまで施設転換についてどのような調査・検討が行われてきたか。
A.他の自治体の視察や民間企業との意見交換を実施する中で、様々な意見をいただいたところです。新たな課題として、パトリア施設全体の空調設備の冷温水器に不具合が生じ、更新の必要が出てきてしまいました。
👉 交流室はワクチン接種をおこなう職員の休憩室、またワクチン保管用の冷蔵庫置き場として活用されています。接種状況が落ち着き次第、ヨガ等のあまり激しくない運動に開放していくとのことでした。
Q.新型コロナウイルス感染拡大前は「誰もが気軽に利用できる施設に改装する」とあったが、その方針に変わりはないか。
A.より多くの方が気軽に健康づくりや介護予防に取組んでもらえる施設に転換する方向性に変わりないです。
Q.町民へアンケートを実施する予定に変更はないか。
A.施設転換を行うにあたり、適切な時期にアンケートを実施する予定に変更はないです。
Q.空調設備の更新は、町の財源のみで行なうのは厳しいと感じるが、どのような国の補助金が考えられるか。
A.これまで検討をする中で、バイオマス(環境系の補助金)、防災系の補助金について研究をしてきました。施設転換を行う場合、国の有効的な補助金の活用は必須だと考えています。
Q.小川町はゼロカーボンシティ宣言を行っており、これからは建物にもZEB化などが求められていく。また移住してきている方の多くが求めている「自然」との相性の良い木質バイオマスを活用して、プールを復活させるという方向性は考えられないのか。
A.担当課としては休止とした経緯を考えると難しいと考えている。しかしながら休止する時には予測できなかった新しい生活様式、町の財政状況、冷温水器等の老朽化への対応が発生しており、こういった観点を含めて引き続き適切な対応を考えていきたいと思います。
Q.以前学校プールの維持費で1校あたり200万円~250万円/年かかっていると答弁があったが、学校のプールを1か所に統合して、バスで送迎をした場合、学校教育上の弊害は考えられるか。
A.(学校教育課長)温水のプールを利用して1年間の中で考えることは可能。授業の入替え等1年間のカリキュラムを考える必要はあります。中学校はもしかしたら授業数がギリギリのため往復の移動時間が課題になる可能性はあります。
Q.新町長に伺う。当町でも公共施設運営のあり方は見直されつつあり、民間活力を最大限発揮できる環境を模索し稼ぐ力を引き出すことで、委託費用を圧縮し、連携する方向性である。プールは周辺20㎞圏内にはない魅力的な施設です。どこにでもあるような施設に転換しないで欲しい。本施設を活かし周辺自治体からの利用を当町に呼び込んで関係人口・交流人口の創出へ結びつける活用を目指すべきと考えるがいかがか。
A.(新町長)今後の公共施設の維持管理、更新は大変厳しい状況と認識しています。町民の皆さまの生活に欠かすことのできないものか、また町を活性化させてれるものか等、総合的に勘案し、アセットの方で検討して行きます。
👉 より多くの町民が納得のいくような施設転換になるよう、またアンケート調査実施を切望し、結びとしました。
※他にもバイオマス先進事例等を含めた質問のやり取りをしていますが、文字数の関係で割愛しています。
📖今定例会で議決された原油価格・物価高騰対策!(一部抜粋)
◎水道料金の補助を行います!
原油価格や物価の高騰で、住民生活及び経済に甚大な影響をもたらしていることから水道料金の一部(基本料金及びメーター資料料)を8月からの6か月間の減免を行う ※超過使用料はかかります。
◎町公式LINEのスモリバを活用して消費喚起の手助けします!
「小川町情報スモリバ」にてLINEクーポン300円×2枚を隔週で配信する。(1,000円以上の買物で1枚利用可能、計9回を配信予定)
◎学校給食の食材高騰分の補助をします!
学校給食の食材費等も価格が高騰しています。コロナ禍において、家庭の負担を増やすことなく、良質な給食の提供を続けるため、今年度中の食材価格高騰分を給食会計に対して補助します。
📖その他(今後の動き)
1市6町(比企広域)で電子図書館を導入!
初年度はデジタル図書2,000タイトルを予定。小川町立図書館のホームページから(9月頃予定)ログインいただけます。※事前に登録が必要になる可能性がございます。
子供議会の開催決定!!(10月中旬を予定)
本番の開催に向け町内の各小中学校の授業を議員が担当し、議会での仕事内容の説明や質疑応答などの時間を設けます。私は「みどりが丘小6年2組」と「東中学校3年1組」を担当します。
🏢みどりが丘小6年2組の質疑応答
Q.今、どんなことを町で話し合っていますか?
A.小川町は現在、約28,500人が住んでいます。みんなが明るく住みよい暮らしができるように、住民から出された希望や意見を聞き、限られた予算の中で、小川町がどうあるべきか、また必要なお金の使い方(予算や決算)や自治体のなかで仕事を進めるための決まり(条例)についてを話し合います。
先日7月1日に閉会になった定例会の中で、皆さんに大きく関係する部分では、ウクライナ情勢の悪化による原油価格・物価の高騰で給食の食材費の値段もあがっています。
このままではみなさんが普段食べている給食の値段が上がってしまうので、食材価格の高騰分を補助することで、家庭の負担軽減をおこないます。
Q.人口を増やすための取組みは何ですか
A.小川町の人口は、何もしなければ2050年には約15,600人まで減少すると言われています。町では総合振興計画に基づき計画的にまちづくりを進めています。その中でも人口減少や高齢化に対する人口対策は重要になっていていると感じています。
町では商店街で新しく飲食店等をはじめる人に改修費や家賃の一部の補助を出したり、転入を希望している人にTJライナーによる通勤支援をおこなうなど、他にもたくさんの予算を取り、移住の促進を行っています。
私たちはその計画に基づき、適正に予算の執行・施策がおこなわれているかをチェックし、時に提案をします。
Q.大きなショッピングモールやお店などの建設予定はありますか。
A.いまのところ無いと思います。ショッピングモールができたら、小川町にも多くの人が訪れるかもしれませんね、また一方では町の商店街の皆さんはいかがでしょう…色々な心配もあります。多方面からの見方やそれぞれの考え方があると思います。小川町にあった「住みやすい町」とは。今は新しい建物をどんどん建てる時代ではなくなりました。皆さんでいろいろな角度から考えなければいけない問題ですね。ぜひ、こども議会を通じて提案してみてください。
Q.町で一番力を入れていることは何ですか。
A.「自然の恵みと文化を未来につなぐ人が輝くまち おがわ」を将来像とし、これまでのまちづくりのあゆみや時代の流れを踏まえるとともに、本町の特性や資源を活かし、人口減少を抑制し、住みよい魅力あるまちづくり進めています。
小川町の特徴とはどんなものか。海があるのか山があるのか、小川町が小川町でありながら、魅力を感じてもらうためには、どうしたらよいか。ぜひ、一緒に考えていきましょう
🏢東中学校3年1組の質疑応答
Q.選挙にかかる費用はどれくらいですか。
Q.議員報酬はいくらくらいですか。また議員報酬のみでも生活は可能ですか。
Q.普段はどんな活動をしていますか。
Q.なぜ他の中学校に比べて東中学校だけが老朽化しているままなのですか。
Q.上野台中と旧東小川小は今後どのように活用していきますか。
上記のような「議員」という部分にかかる質問が目立ちました。私が回答していない質問もあるので、今回は質問のみを掲載させていただきます。
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